ラファエルガロファロ(その他表記)Raffaele Garofalo

20世紀西洋人名事典 「ラファエルガロファロ」の解説

ラファエル ガロファロ
Raffaele Garofalo


1852 - 1934
イタリア刑法学者。
ナポリ大学教授,イタリア王国上院議員。
ナポリ生まれ。
犯罪人類学者の代表者の一人。貴族の家に生まれる。治安判事検察官、弁護士を経験した後、ナポリ大学の刑法、刑事訴訟法教授となり、後に王国上院議員となる。主要な業績著書「犯罪学」で著され、あわれみや誠実さという愛他的感情に欠ける犯罪を「自然犯」としこの概念を中心として刑事制裁を体系づけた。その思想的背景に社会的ダーウィニズムがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む