ランス-オ-メドー国定史跡(読み)ランスオメドーこくていしせき

世界遺産詳解 の解説

ランスオメドーこくていしせき【ランス-オ-メドー国定史跡】

1978年に登録されたカナダの世界遺産(文化遺産)。同国東部のニューファンドランド島にあるグレートノーザン半島先端に位置し、北欧バイキングの集落跡が保護されている地域。この遺跡からは溶鉱炉の跡が発見され、鉄器など数多くの道具類も出土した。また、住居は木枠を組み、泥炭を積み重ねて壁を造り、屋根は草で覆われていたことがわかっており、その部屋の間仕切りや炉の置き方などの特徴からノルウェー様式が見て取れる。◇英名はL'Anse aux Meadows National Historic Site。ランス・オ・メドーは「草原の入り江」を意味するフランス語。

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android