リチャード・アドルフジクモンディ(その他表記)Richard Adolf Zsigmondy

20世紀西洋人名事典 の解説

リチャード・アドルフ ジクモンディ
Richard Adolf Zsigmondy


1865.4.1.(5.1.説あり) - 1929.9.24
オーストリアの化学者。
元・ゲッティンゲン大学教授。
ウィーン生まれ。
ウィーン大学で学んだ後、ミュンヘン大学で1890年学位取得。グラーツの工業大学講師、イエナのショットガラス製造会社勤務を経て、1907年よりゲッティンゲン大学教授となり、’27年まで務め、この地で死去。この間’03年限外顕微鏡を発明、金のコロイド溶液製法、研究などを行い、これらの功績により’25年でコロイド関係者として初のノーベル化学賞受賞

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android