20世紀西洋人名事典 「リチャードキール」の解説
リチャード キール
Richard Kiel
1939.9.13 -
米国の男優。
ミシガン州デトロイト生まれ。
17歳の時、すでに2メートル18センチの長身で、カリフォルニアでナイトクラブの用心棒やピアノとハモンドオルガンのセールスをする。その後その風貌を活かし芸能界に入り、1960年テレビ「風雲クロンダイク」でデビュー。’61年「幻の惑星」で映画界にも進出し、その容姿から、悪役には成りきれないモンスター役が多い。’77年の「007-私が愛したスパイ」の鋼鉄の歯を持った怪物男ジョーズの役で一躍人気者になる。他の代表作に「名犬ラッシーの大冒険」(’63年)、「ナバロンの嵐」(’78年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報