リパリ諸島(読み)リパリショトウ(その他表記)Isole Lipari

日本大百科全書(ニッポニカ) 「リパリ諸島」の意味・わかりやすい解説

リパリ諸島
りぱりしょとう
Isole Lipari

イタリア、シチリア島の北方沖、ティレニア海上にある火山島群。別名エオーリエ諸島Isole Eolie。メッシーナ県に属し、面積114.8平方キロメートル、人口1万0240(2001国勢調査速報値)。主島のリパリ島(37.3平方キロメートル)、ブルカノ式噴火で有名なブルカノ島ストロンボリ式噴火で知られる活火山のあるストロンボリ島のほかに、サリーナ、アリクーディ、フィリクーディ、パナレーアなどの島々で構成される。アルコール度の高いぶどう酒、干しぶどう、果実類などを産するが、生産量は多くはない。19世紀末の人口は2万3000であったが、移民のため少しずつ減少した。観光地として脚光を浴びつつある。マグロ漁が行われる。

[堺 憲一]

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改訂新版 世界大百科事典 「リパリ諸島」の意味・わかりやすい解説

リパリ[諸島]
Isole Lipari

イタリア南部,シチリア島の北方海上にある火山島群。メッシナ県に属し,リパリ,ブルカノストロンボリ,パナレア,サリナ,フィリクディ,アリクディの7島からなる。面積115km2,人口1万0208(1981)。ホメロスの《オデュッセイア》では風の支配者アイオロスの住む島とされたので,エオリエ諸島Isole Eolieともいう。オリーブブドウブドウ酒産地ギリシア,ローマ時代の遺跡が数多く発掘されている。
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最新 地学事典 「リパリ諸島」の解説

リパリしょとう
リパリ諸島

Lipari islands

地中海のシチリア島の北に散在する火山諸島。エオリア諸島(Eolie islands)とも。新第三紀後期に海底火山活動が始まり,大小十数個の火山島が生じた。最大のものはLipari島で,Vulcano, Stromboli, Salina, Alicudi, Filicudi, Panareaの諸島が大きい。いずれも複合成層火山が主体で,多くの火山砕屑丘爆発火口がある。構成岩石は玄武岩・粗面玄武岩・粗面岩・流紋岩などが主で,アルカリに富むが,イタリア半島の火山の岩系のようにKに富むことはない。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リパリ諸島」の意味・わかりやすい解説

リパリ諸島
リパリしょとう

「エオリエ諸島」のページをご覧ください。

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