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→噴火
…1771年噴火では溶岩流を出している。1886‐90年の噴火は特に激しく,この型の噴火をブルカノ式噴火と称するようになった。すなわち,比較的長期間活動を休止していて,火口が閉塞されている火山で,マグマが活発化して,分離したガスの圧力が増大して,火口栓が飛ばされ,火山弾,火山岩塊,火山灰などが爆発的に放出されるような噴火である。…
…その代表的な例をのべる。通常の爆発的噴火としてはストロンボリ式噴火,ブルカノ式噴火,プリニー式噴火があり,この順に噴火の強度と規模が大きくなる。ストロンボリ式噴火は地中海のストロンボリ火山で過去2000年以上特徴的に見られる様式の噴火で,玄武岩質のマグマが数秒~数十分の間隔で規則正しく火口から投げ出され,弾道を描いて火口周辺に落下することを繰り返す。…
※「ブルカノ式噴火」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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