現代外国人名録2016 「リヴウルマン」の解説
リヴ ウルマン
Liv Ullmann
- 職業・肩書
- 女優,映画監督
- 国籍
- ノルウェー
- 生年月日
- 1938年12月16日
- 出生地
- 東京
- 本名
- Ullmann,Liv Johanne
- 受賞
- ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(第30回,1972年度)「Emigrants」,ニューヨーク映画批評家協会賞主演女優賞〔1972年・1976年〕「叫びとささやき」「鏡の中の女」,全米記者連盟賞主演女優賞(1976年度)「鏡の中の女」,フォーリン・ボーン・アメリカンズ賞〔1990年〕,モントリオール世界映画祭審査員大賞(第16回)〔1992年〕「ソフィー」
- 経歴
- 東京で生まれる。第二次大戦中カナダで過ごし、トロントとニューヨークで教育を受ける。10代の頃は戯曲を書くことに熱中。1957年ノルウェーに帰国。同年「アンネの日記」で舞台デビュー、また同年「Fjolls til Fjells」で映画デビュー。’60年結婚。’64年イングマール・ベルイマン監督と出会い、’66年「仮面ペルソナ」以後、その作品のレギュラー・メンバーになる。ベルイマン監督と恋に落ち、1女をもうけた後別れる。’72年「叫びとささやき」でニューヨーク映画批評家協会女優賞などを受賞。’75年「鏡の中の女」でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、女の光と影の部分を巧みに演じわけて、名女優に成長。’70年代には米国映画でも活躍。また’75年には「人形の家」でブロードウェイでのデビューも果たし、以後も定期的に舞台に立つ。’80年「Love」では自分の出演エピソードの監督を手掛け、’92年「ソフィー」では脚本・監督を担当。ベルイマン脚本による「私的な告白」(’96年)、「不実(フェイスレス)」(’99年)の監督も務める。他の映画出演作に「狼の時刻」(’67年)、「情熱」(’69年)、「夜の訪問者」(’70年)、「失われた地平線」(’72年)、「エーゲ海の旅情」(’73年)、「ある結婚の風景」(’74年)、「秋のソナタ」(’78年)、「サラバンド」(2003年)などがある。自伝に「チェンジング」(1976年)、「Choices」(’84年)がある。2001年カンヌ国際映画祭審査委員長を務める。1974年スウェーデン映画週間のため来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報