ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リーユエ潭」の意味・わかりやすい解説 リーユエ(日月)潭リーユエたんRiyue tan タイワン (台湾)中部,ナントウ (南投) 県の西部にある湖。面積 7.73km2。湖面標高 727m。北東部が円形,南西部が三日月形で,湖水も 2色に分かれていることから日月の名がつけられた。コイ,フナ,ソウギョ,ウナギなどの養殖が盛ん。湖畔の山地では古くからチャ(茶)が栽培され,特に紅茶が有名。7月の平均気温は 22.4℃で,台湾先住民の風俗や杵歌と相まって,観光地,避暑地となっている。東方のチュオシュイ (濁水) 渓から水を引いて水位を上げ,西方のメンパイタン (門牌潭) で発電を行なっている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by