20世紀西洋人名事典 「ルイスアルバレス」の解説
ルイス アルバレス
Luis Walter Alvarez
1911.6.13 - 1988.8.31
米国の物理学者。
カリフォルニア大学名誉教授。
サンフランシスコ生まれ。
シカゴ大学で学位を取得し、1945年カリフォルニア大学教授になる。’49年〜’43年はMITでレーダーの研究、’44年〜’45年にはロス・アラモスで原爆研究に従事し、広島への原子爆弾投下時の一機に搭乗していた。戦後、バークレーで陽子線型加速器を建設、高エネルギー物理学の研究を行った。ストロンジネスを持った素粒子の発見や、素粒子の共鳴状態の研究などに対し、’68年にノーベル物理学賞が贈られた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報