20世紀西洋人名事典 「ルイスブニュエル」の解説
ルイス ブニュエル
luis Buñuel
1900.2.22 - 1983.7.29
フランス,メキシコの映画監督。
スペイン出身。
マドリード大で学び、ダリ等と親交を結び、シュルレアリスム運動に惹かれる。1923年パリに移り、’28年前衛映画「アンダルシアの犬」を発表、「黄金時代」(’30年)とともに注目を浴びた。’47年メキシコの商業映画界で活動し、「忘れられた人々」(’51年)でカンヌ映画祭監督賞受賞。’61年スペインで「ビリディアナ」でカンヌ映画祭大賞受賞。後、フランスで「昼顔」(’67年)、「ブルジョアジーの密かな愉しみ」(’72年)等、次々と話題作を製作。’77年発表の「欲望のあいまいな対象」が遺作となる。著書自伝「映画,わが自由の幻想」(’82年)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報