ルイ8世(読み)ルイはっせい(その他表記)Louis VIII, le Lion

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルイ8世」の意味・わかりやすい解説

ルイ8世
ルイはっせい
Louis VIII, le Lion

[生]1187.9.5. パリ
[没]1226.11.8. モンパンシェ
フランス王 (在位 1223~26) 。カペー家出身。フィリップ2世の子。厳正な行状と果敢な戦士ぶりで知られ,「獅子王」と呼ばれた。皇太子時代の 1214年ブービーヌの戦いで勝利を得,次いでイングランドの反乱貴族に招請されてイングランドに上陸したが,17年リンカーンの戦いに敗れたうえ,教皇の反対を受けて帰国した。登位後父王の政策を継承してイングランド王の大陸領の蚕食アルビジョア十字軍で混乱したフランス南部の平定に努力を傾注,短い治世ながら王領を著しく拡大した。南部討伐の帰途に病没した。

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367日誕生日大事典 「ルイ8世」の解説

ルイ8世

生年月日:1187年9月5日
フランス国王(在位1223〜26)
1226年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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