20世紀西洋人名事典 「ルキノビスコンティ」の解説
ルキノ ビスコンティ
Luchino Visconti
1906.11.2 - 1976.3.17
イタリアの映画監督,演劇・オペラ演出家。
ミラノ生まれ。
1936年フランスに行き、映画監督ジャン・ルノアールの助監督となる。’42年「郵便配達は二度ベルを鳴らす」を映画化し、絶賛されるが、間もなく上映禁止となる。’48年「揺れる大地」でネオレアリズモの傑作と絶賛され、’63年「山猫」でカンヌ映画祭大賞を受賞、’64年「熊座の淡き星影」ではベネチア映画祭グランプリを受賞する。ネオレアリズモの巨匠と評され、他の作品に「地獄に堕ちた勇者ども」(’69年)、「イノセント」(’76年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報