インド北西部、パンジャーブ州中部、ルディアーナ県の県都。首都デリーの北西約365キロメートル、サトレジ川左岸に位置する。人口139万5053(2001)。古くからメリヤス製品のインド最大の生産地として有名である。1960年大規模な中小企業団地が完成し、機械器具工業の発達も著しい。とくに自転車および同部品製造ではインド最大の生産量を誇る。鉄道の結節点、農産物の集散地でもある。市街は1480年、デリー地方を支配していたローディー王朝により建設された。19世紀中ごろ、シク教徒とイギリス軍の戦いは、ここを中心に繰り広げられた。南郊に1961年開校した州立パンジャーブ農業大学は、パンジャーブ州におけるいわゆる「緑の革命」推進の中心的機関として知られ、今日も同州の農業発展の原動力となっている。女子医学校も所在する。
[中山修一]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...