ルーチン

精選版 日本国語大辞典

ルーチン

1. 〘 名詞 〙 ( [英語] routine )[ 異表記 ] ルーティン
2. ① きまりきった手続きや手順。また、日常の仕事。「ルーチンワーク」
   1. [初出の実例]「既成的の方法器械によるルーティン的の実験測定の仕事」(出典：ルクレチウスと科学（1929）〈寺田寅彦〉緒言)
3. ② コンピュータのプログラムを構成する要素で、一つのまとまった機能をもつ命令群。また、プログラム。
4. ③ シンクロナイズド‐スイミングの演技部門の一つ。自由に音楽を選び、自由な振付・構成で演技する。

出典　精選版 日本国語大辞典

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ルーチン
routine

コンピュータに所望の作業をさせるように，正しい順序で配列された1組の命令系列。ルーチンは基本となるメインルーチンと，クローズド・サブルーチンとから構成されるのが普通。クローズド・サブルーチンとはメインルーチンのある点から，これに移って始められ，終るとメインルーチンの適当な点に制御を戻すように作られたもの。多くのプログラムに共通し，しばしば用いられる演算指令群は，作成後保存しておき，サブルーチンとして繰返し使う。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ASCII.jpデジタル用語辞典

ルーチン

同じ手順が繰り返されるという意味の言葉だが、プログラミング言語では、ある目的を持つ処理の集まりのことを指す。プログラムの主な処理をメインルーチン（メインプログラム）、メインルーチンから呼び出される独立した処理の集まりをサブルーチンと呼ぶ。

出典　ASCII.jpデジタル用語辞典

流通用語辞典

ルーチン【routine】

慣習的・定型的な処理手続き。コンピュータに所定の作業を実行させるための手順を適切に配列記述したものもルーチンと表現している。

出典　(株)ジェリコ・コンサルティング