20世紀西洋人名事典 の解説
ルードルフ・ゲオルグ ビンディング
Rudolf Georg Binding
1867 - 1938
ドイツの作家。
スイスのバーゼル生まれ。
刑法学者Karlの息子で、40才頃までは騎手、調教師として有名で、数カ月の精神錯乱の後作家となった。短編「犠牲行」(1912年)はリルケの作品とベストセラーを争った。そのほかの作品としては「不滅」(’21年)、「戦争の中から」(’25年)、「体験された人生」(’28年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報