現代外国人名録2016 「ルーピネラ」の解説
ルー ピネラ
Lou Piniella
- 職業・肩書
- 元大リーグ監督
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1943年8月28日
- 出生地
- フロリダ州タンパ
- 本名
- Piniella,Louis Victor
- 学歴
- タンパ大学
- 受賞
- 新人王(アリーグ)〔1969年〕,最優秀監督賞(アリーグ)〔1995年・2001年〕,最優秀監督賞(ナリーグ)〔2008年〕
- 経歴
- 1964年9月大リーグのオリオールズでデビュー。’68年インディアンスを経て、’69年新球団のロイヤルズに移籍し、打率.282、68打点でアリーグ新人王を獲得。同チームの歴代初安打、初得点も記録する。’72年オールスター出場。’74年ヤンキースに移籍。’77年、’78年とワールドシリーズに22試合出場し、2度の世界一に貢献した。’84年引退。選手18年間の通算成績は、1747試合出場、5867打数1705安打、102本塁打、766打点、打率.291。’86年ヤンキース監督に就任。2年間で179勝145敗の成績を挙げながら、オーナーとの確執で退団。’90年レッズ監督となり、ワールドシリーズ優勝。’93年マリナーズ監督に就任。’95年、’97年、2000年プレーオフに進出。2001年イチロー、佐々木主浩を擁し、アリーグ史上最多の116勝を挙げる圧倒的な強さで地区優勝を果たす。この間、1995年、2001年アリーグ最優秀監督に選出。2002年シーズン終了後、外野手との異例の交換トレードでデビルレイズ(現・レイズ)監督となった。2007年カブス監督に就任。2008年2年連続でナリーグ中地区を制し、3度目の最優秀監督に選ばれる。監督として23シーズンを務め、2010年限りで勇退。3548試合、1835勝1713敗、勝率.517。熱血漢で、抗議の際にベースを投げ飛ばすパフォーマンスで観客を沸かせた。2011年ジャイアンツの特別顧問に就任。フロリダ州タンパを拠点にスカウト活動を行う。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報