百科事典マイペディア 「ルーマニア労働者党」の意味・わかりやすい解説 ルーマニア労働者党【ルーマニアろうどうしゃとう】 1921年ルーマニア共産党として結成。第2次大戦中,対独抵抗運動で勢力を伸ばし,戦後民主民族戦線内閣に参加。1947年人民共和国樹立を指導。1948年社会民主党を併合して,ルーマニア労働者党と改称した。結成以来一貫して親ソ性が強かったが,1952年パウケルらを追い,1963年からゲオルギウ・デジらの指導下に独自の路線をとってきた。1965年,再びルーマニア共産党と改称,チャウシェスクが書記長に就任した。1989年12月,独裁に反対する国民の反乱で,党とチャウシェスク体制は崩壊した。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報