共同通信ニュース用語解説 の解説
レバノンのパレスチナ難民キャンプ
1948年のイスラエル建国により、故郷を追われたパレスチナ人が隣国レバノンにも流入した。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)によると、3月時点で50万人以上が12カ所の難民キャンプなどで暮らす。開設から70年以上たちコンクリートの建物が林立するキャンプもあり、人口密度が高く衛生面に問題がある。住民は市民権がなく就業制限もあるため、失業率が高い。82年には親イスラエル民兵による「サブラ・シャティーラ虐殺事件」も起きた。
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報