最新 地学事典 「レプリカ法」の解説
レプリカほう
レプリカ法
replica method
電子線に対して不透明な物体の表面状態の観察のため試料の表面状態の型をとった薄膜をつくる方法。コロジオン一段法,シリカ二段法,プリシャドー法,カーボンレプリカ法,真空蒸着一段法,酸化被膜法など種種の方法がある。試料表面に真空蒸着膜,金属酸化被膜,コロジオンや酢酸メチルあるいはプラスティックの薄膜をつくり,これを機械的に,または試料を溶解することによってはぎ取り,この上に真空蒸着によってカーボンなどで補強,あるいは金属蒸着し,影をつけて(シャドーイング)凹凸を強調する。光学および電子顕微鏡用の試料として応用範囲が広い。スンプ法はこの一種。
執筆者:砂川 一郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

