レンゾピアノ(その他表記)Renzo Piano

現代外国人名録2016 「レンゾピアノ」の解説

レンゾ ピアノ
Renzo Piano

職業・肩書
建築家

国籍
イタリア

生年月日
1937年9月14日

出生地
ジェノバ

学歴
ミラノ工科大学建築学部建築学科〔1964年〕卒

資格
米国芸術文学アカデミー会員〔1994年〕, イタリア・デザイン・アカデミー会員〔2013年〕

勲章褒章
レジオン・ド・ヌール勲章〔1984年〕

受賞
RIBAゴールド・メダル〔1989年〕,京都賞(第6回)〔1990年〕,エラスムス賞(オランダ)〔1995年〕,日本建築学会賞〔1995年〕「関西国際空港旅客ターミナルビル」,世界文化賞(建築部門,第7回)〔1995年〕,プリツカー賞〔1998年〕,国際建築家連盟メダル〔2002年〕,米国建築家協会ゴールド・メダル〔2008年〕

経歴
一族はみな建築業という家系に生まれる。1965年以降ジェノバ、ミラノ、ロンドンパリなどに事務所をもち設計活動を行う。’71年33歳でパリ・ポンピドー・センターの設計コンペに1等入選し、一躍世界に名を知られる(’77年竣工)。大阪万国博覧会のイタリア館も手掛けた。国際的コンペに多数入賞し、世界的に活躍。’88年関西新空港ターミナルビル設計コンペで最優秀に選ばれる(’94年竣工)。ハイテク建築家の一人で、科学と芸術性、自然、伝統などの均衡を重視した建築表現で21世紀に向けて新たな可能性を切り開いた。主な作品に「IBMの巡回展示パビリオン」「メニル・コレクション美術館」「リヨン・サミット会場」「オランダ国立科学博物館」「ジャン・マリー・チバウ文化センター」「牛深漁港連絡橋(熊本県牛深市)」「ザ・シャード(ロンドン)」など。著書に「航海日誌」がある。英語、フランス語、スペイン語に堪能。’90年以後数回来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「レンゾピアノ」の解説

レンゾ ピアノ
Renzo Piano


1937 -
イタリアの建築家。
イタリア生まれ。
ミラノで建築を学び、1965年以降ミラノ、ジュネーヴなどで設計活動を行う。’77年からジュネーヴを中心に設計をする側と利用する側をマス・メディア媒介に近づけようとする「実験時代」を経験し、その間は大規模プロジェクトの仕事を拒否した。’78年の夏より2年半にわたりFIAT社のカーデザインに従事し、その後の仕事に大きな影響を及ぼした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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