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航海日誌 こうかいにっし log-book

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

航海日誌
こうかいにっし
log-book

船の航行,停泊中の動静を記録する書類。官用航海日誌船用航海日誌とがある。官用航海日誌は船員法 18条で,船内に備付けるよう定められており,海難の発生,船内での出生,死亡,犯罪,航路の変更など法定事項を記載して管轄官庁 (海運局) の認承を受ける。

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デジタル大辞泉の解説

こうかい‐にっし〔カウカイ‐〕【航海日誌】

航海中の状況を所定の書式で記録する日誌。

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百科事典マイペディアの解説

航海日誌【こうかいにっし】

船内に備えておく書類の一つで,公用航海日誌と船用航海日誌の2種がある。前者は船員法に規定された重要事項を記載し,海運局の認証を受ける。後者は航海に関する船の行動,荷役,機関,人事,安全など船内におけるすべての事項を記載し,船主,荷主などに対する船長の職務責任遂行の証明とする。

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世界大百科事典 第2版の解説

こうかいにっし【航海日誌 deck log‐book】

船内に備えおくことが定められている書類の一つ。日本では船員法によって規定されており,船長は本書に航海その他の法定事項についての概要を記載し,航行に関する報告として行政官庁に呈示してその事実の証明を求めることができる。つまり本書は船の行動についての証明書の役割をもつ。公用航海日誌とも称されるゆえんである。航海日誌には,このほか船用航海日誌と呼ばれるものがある。これは船舶所有者,荷送人その他利害関係人に対し,船長がその職務を怠りなく行ったことを証明する書類であり,1船のすべての記録の基礎となるものである。

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大辞林 第三版の解説

こうかいにっし【航海日誌】

航海中の状況について、定められた様式で記録する船舶用の日誌。機関の操作・針路・航走距離・気象・海象・船位その他を当直航海士が記入する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

航海日誌
こうかいにっし

船内で記録される各種の日誌のうち、船用航海日誌をとくに航海日誌(ログ・ブックlog book)という。航海中、停泊中を問わず、船の運航に関する重要事項はすべて記録されるが、昔は航海中の測程儀(ログ)示度をとくに重視して記録したことに語源がある。おもな船内日誌には甲板(こうはん)部日誌、機関部日誌、無線部日誌があり、甲板部日誌には甲板部当直日誌、船用航海日誌、撮要航海日誌、官用航海日誌がある。甲板部当直日誌は、常時船橋海図室に備え、当直航海士が一定の書式に従って船の出入港、針路、航程、針路の変更、主要地点の通過時刻、機関回転数、天候、風向、風力、停泊中の荷役状況、船内作業、事故などを記載する。船用航海日誌は、甲板部当直日誌を清書し、毎日船長が点検、署名して、船の重要な航海公式記録となるものである。撮要航海日誌は、船用航海日誌の要点を抜粋して一航海ごとに簡略にまとめ、営業上の資料とするものであり、官用航海日誌は、船員法によって備え付けを命ぜられ、記載事項や船内保存期間の定められたものである。[川本文彦]

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