20世紀西洋人名事典 「ロバートエドワーズ」の解説
ロバート エドワーズ
Robert Edwards
1925 -
英国の生理学者。
1951年からのエディンバラ大学での研究で、マウスの受精卵を子宮に移植することに成功。その後ケンブリッジ大学に移り、’65年に人間の卵の体外受精を試みたが受精できなかった。’67年英国人外科医ステップトゥの開発した腹腔鏡に関する論文に興味を持ち、’68年からステップトゥと体外受精(試験管ベイビー)に関する共同研究を開始。’78年7月25日健康な女児の出産に至る。エドワーズの研究は、人間の卵と初期胚の発生に関する知識を増加させ、不妊症の克服に大きく貢献した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報