現代外国人名録2016 「ロベルトバッジョ」の解説
ロベルト バッジョ
Roberto Baggio
- 職業・肩書
- 元サッカー選手 元イタリア・サッカー協会テクニカルディレクター
- 国籍
- イタリア
- 生年月日
- 1967年2月18日
- 出生地
- ビチェンツァ州カルドーニョ
- 受賞
- FIFA世界年間最優秀選手(第3回)〔1993年〕,バロンドール〔1993年〕,平和サミット賞〔2010年〕
- 経歴
- 1984年16歳の時イタリア北部の田舎クラブ、ビチェンツァでデビュー。’85年フィオレンティーナに移籍後に頭角を現し、地元の英雄となる。’90年5月強豪ユベントスに20億円で移籍。’95年7月ACミラン、’97年7月ボローニャ、’98年9月インテルを経て、2000年9月セリエAに昇格したブレシアに移籍。以後、チームの快進撃の原動力として活躍。イタリア代表としては、1988年にデビュー。’90年地元開催のW杯では中盤の要として大活躍し、一躍世界のスター選手の仲間入りを果たした。’94年W杯米国大会、’98年W杯フランス大会にも出場、2002年W杯日韓共催大会は代表入りを逃した。2004年シーズン終了後、現役を引退。イタリア代表としては通算56試合に出場し、同国史上4位の27得点を挙げた。繊細なボールタッチと鋭いドリブルを武器に希代の“ファンタジスタ”として人気を博し、“イタリアの至宝”とも呼ばれた。引退後はサッカー界から離れたが、2010〜2013年イタリア・サッカー協会のテクニカルディレクターを務めた。現役選手の頃から慈善活動に取り組み、2002年から国連食糧農業機関(FAO)の親善大使を務める。2010年平和サミット賞を受賞。親日家。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報