ロロペニの遺跡(読み)ロロペニのいせき

世界遺産詳解 「ロロペニの遺跡」の解説

ロロペニのいせき【ロロペニの遺跡】

2009年に登録された世界遺産文化遺産)。コートジボワールガーナなどと国境を接するブルキナファソ南西部に位置し、100にも及ぶ石壁の砦の遺跡が点在している。14~17世紀を中心に金の抽出と製錬が行われた地域で、ロビ族が所領した土地にある10の砦の中で最も保存状態が良いものが世界遺産に登録された。当時権勢を誇ったローロン族かコーランゴ族が造ったものと推定されている。◇英名はRuins of Loropéni

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android