ローズクランス(英語表記)Rosecrans, William Starke

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ローズクランス」の意味・わかりやすい解説

ローズクランス
Rosecrans, William Starke

[生]1819.9.6. オハイオ,キングストン
[没]1898.3.11. カリフォルニア
アメリカの軍人,政治家。 1842年陸軍士官学校卒業。陸軍に入り,54年いったん退役したが,南北戦争勃発とともに北軍の准将として陸軍に復帰,G.マクレラン将軍のもとで戦い,功績をあげた。 62年少将。同年 12月 31日~63年1月3日のマーフリーズバラの戦いで,その攻撃精神を高く評価された。しかし翌 63年6月チカモーガクリークで南軍の B.ブラッグ将軍を一度は圧迫しながら反撃にあって大敗攻勢にあった北軍が守勢に転じるきっかけをつくった。そのため解任され,第一線から退き,67年退役。 68~69年メキシコ駐在公使,81~85年連邦下院議員,次いで会計監査委員をつとめた。 93年カリフォルニアへ引退

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android