ロート製薬(読み)ロートせいやく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロート製薬」の意味・わかりやすい解説

ロート製薬
ロートせいやく

医薬品メーカー。 1899年山田安民により山田安民薬房として個人創業,1909年ロートムンド博士処方による「ロート目薬」を発売。 49年株式会社に改組,現社名として設立。 63年に総合胃腸薬「パンシロン」を発売,88年に以前から商標実施権を得ていたアメリカのメンソレータム買収。目薬,胃腸薬,外皮用薬 (医薬部外品も含む) を3本柱に大衆向け薬剤,健康食品を製造,販売する。創業以来「少品種多量生産販売」方針を貫いている。売上構成比は,感覚器官用薬 35%,医薬部外品 17%,消化器官用薬9%,外皮用薬 12%,その他 27%。年間売上高 518億 3100万円 (連結。うち輸出2%) ,資本金 31億 1400万円,従業員数 639名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「ロート製薬」の解説

ロート製薬

正式社名「ロート製薬株式会社」。英文社名「ROHTO PHARMACEUTICAL CO., LTD.」。製薬業。明治32年(1899)「信天堂山田安民薬房」創業。昭和24年(1949)設立。本社は大阪市生野区巽西。大衆向け目薬のシェアトップクラス。子会社に米国メンソレータムなど。東京証券取引所第1部上場。証券コード4527。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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