非常食を定期的に飲食し、使用した分を補充するという備蓄方法。循環備蓄ともいう。通常の非常食は3~5年ほど保存できる乾パンや缶詰などを備蓄しておき、消費期限が切れるころに入れ替えるが、消費期限が切れていたり、消費期限が近づいたときには、毎日食べ続けて一気に入れ替えなければならない、といったことになりやすい。また、食べ慣れていないため、非常時に食べ方にとまどったり、調理に必要なものがそろっていなかったりすることもある。ローリングストック法では、たとえば4日分の備蓄(12食分)であれば、毎月1食分を食べる日を決めておく。これにより、1年間ですべて入れ替えながら消費期限を保つことができる。この備蓄方法であれば非常食の消費期限は1年間で十分ということになり、消費期限が短いレトルトやフリーズドライタイプなど、幅広い食品を非常食に加えられるという利点がある。また、備蓄可能で日常的に飲食しているもの(米、カップラーメン、缶詰など)を普段買う量の2倍用意し、古いものから使って半分量になったら補充するという方法も推奨されている。こうした備蓄法は、食品ばかりでなく日用品についても応用できる。
[編集部]
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新