ンゴロンゴロ噴火口(読み)ンゴロンゴロふんかこう(その他表記)Ngorongoro Crater

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ンゴロンゴロ噴火口」の意味・わかりやすい解説

ンゴロンゴロ噴火口
ンゴロンゴロふんかこう
Ngorongoro Crater

タンザニア北部にある噴火口。エヤシ湖北東,アフリカ大地溝帯(グレートリフトバレー)東帯に位置する。活発な火山活動により約 250万年前に形成されたと考えられ,大爆発ののち山頂部分が陥没,カルデラがつくられた。カルデラの直径は 16~19km,火口原の面積は 264km2。火口縁は火口原より 610mも高く,海抜 2286mに達する。火口原にはおもに草地が広がり,アフリカゾウ,クロサイ,ヒョウ,バッファロー,シマウマ,イボイノシシ,ヌー,グラントガゼル,トムソンガゼルなどの野生生物が多種生息する。また,ライオンの個体数が最も集中している区域でもある。火口原内にある強アルカリ湖のマガディ湖ではピンクフラミンゴの大群が生息。1930年代に多くの観光客が訪れるようになり,1959年にはンゴロンゴロ自然保護区に組み入れられた。アルーシャが観光基地。

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