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アイニー

百科事典マイペディアの解説

アイニー

中央アジア,タジキスタンの文学者。自らも参加したブハラにおけるソビエト革命(1920年)後はタジク共和国の要職を歴任。アンソロジー《タジク文学精選》(1926年),小説《ドフンダ》(1930年),《回想録》(1949年−1954年)などの作品があり,タジク・ソビエト文学の創始者と位置付けられる。
→関連項目ボロジン

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世界大百科事典 第2版の解説

アイニー【Sadriddin Aini】

1878‐1954
中央アジア,タジキスタンの文学者。ブハラ近郊の農村に生まれ,ブハラのマドラサ(学院)に学んだ。ブハラ・ハーン国時代には教育改革運動に従事し,ブハラ革命(1920)にも貢献した。革命後はタジク共和国の要職を歴任。著作には同時代のブハラ社会を活写した小説《ドフンダ》(1930),《回想録》(1949‐54。ロシア語よりの邦訳《ブハラ》),10世紀以来のタジク文学の精華を集めた《タジク文学精選》(1926)などがあり,タジク・ソビエト文学の創始者とよばれる。

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世界大百科事典内のアイニーの言及

【ボロジン】より

…中央アジアの歴史と文化とに傾倒し,おもにウズベク共和国で活動した。中央アジアの民衆生活を描いた《最近のブハラ》(1931),ティムールの生涯を題材とした三部作《サマルカンドの星》(1953‐73)などのほか,アイニーの回想録のロシア語訳《ブハラ》でも知られる。なお,ロシア史に取材した《ドミトリー・ドンスコイ》(1942)はソ連邦国家賞を受賞した。…

※「アイニー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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