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アクロポリテス Akropolitēs, Geōrgios

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アクロポリテス
Akropolitēs, Geōrgios

[生]1217. コンスタンチノープル
[没]1282. コンスタンチノープル
ビザンチンの政治家,歴史家。 15歳のときニカイア帝国の首都ニカイアに送られ,百科全書派の学者ニケフォロス・ブレミュデスの教育を受けた。その後,ヨハネス3世のもとで官房長官 (メガス・ロゴテトス) に就任,同皇帝の遠征にも数度従軍。首都コンスタンチノープル奪回 (1261) 後は,コンスタンチノープル大学総長に任命された。 1274年7月6日,ミカエル8世の使者としてリヨンの第2公会議に出席,東西両教会統一の宣言書に署名,ローマ教会の首位権を認めた。 82年トラペズス帝国ヨハネス2世のもとに外交使節としておもむき,帰国後没した。神学,修辞学,詩,ヨハネス3世の墓誌などのほかに主著『歴史』 Chronikē syngraphēがある。ニケタス・コニアテスの『歴史』の継続を目指し,1203~61年を扱ったが,その描写は公正で信頼性に高く,いわゆるニカイア帝国時代の重要な資料。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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