アスピーテ(その他表記)Aspite[ドイツ]

デジタル大辞泉 「アスピーテ」の意味・読み・例文・類語

アスピーテ(〈ドイツ〉Aspite)

ドイツ火山学者シュナイダーによる火山の分類で、楯状たてじょう火山のこと。

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精選版 日本国語大辞典 「アスピーテ」の意味・読み・例文・類語

アスピーテ

  1. 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Aspite ) 火山の形態分類の一つ底面積が広く、傾斜が一〇度以下の火山。流動性に富む玄武岩質の溶岩頂上噴火口から流出してできる。ハワイのマウナ‐ロア、マウナ‐ケア、日本の月山霧ケ峰など。楯(たて)状火山。

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改訂新版 世界大百科事典 「アスピーテ」の意味・わかりやすい解説

アスピーテ
Aspite[ドイツ]

K.シュナイダーが提唱・命名した火山体分類の型の一つで,今では楯状火山とよばれる。
火山
執筆者:

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百科事典マイペディア 「アスピーテ」の意味・わかりやすい解説

アスピーテ

楯状(たてじょう)火山

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アスピーテ」の意味・わかりやすい解説

アスピーテ
あすぴーて

楯状火山

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岩石学辞典 「アスピーテ」の解説

アスピーテ

楯状火山

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世界大百科事典(旧版)内のアスピーテの言及

【火山】より


[シュナイダーの火山分類]
 ドイツのK.シュナイダーは地球上のすべての火山を,その断面形,溶岩と火山砕屑岩の割合などに基づいて次の七つの基本形(単式火山)に分けて認識できると考えた(1911)。(1)ペディオニーテ(溶岩台地),(2)アスピーテ(楯状火山),(3)トロイデ(溶岩円頂丘),(4)ベロニーテ(火山岩尖),(5)コニーデ(成層火山),(6)ホマーテ(砕屑丘),(7)マール(マール)。括弧内は訳語ではなく,現在使用されている用語のうち,最も近いと考えられるものである。…

※「アスピーテ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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