アスペルギルス(読み)あすぺるぎるす

デジタル大辞泉 「アスペルギルス」の意味・読み・例文・類語

アスペルギルス(〈ラテン〉Aspergillus)

コウジカビ学名

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精選版 日本国語大辞典 「アスペルギルス」の意味・読み・例文・類語

アスペルギルス

  1. 〘 名詞 〙 ( [ラテン語] Aspergillus ) 子嚢(しのう)菌類コウジカビ科コウジカビ属の属名。菌糸は無色で、隔壁があり、盛んに分岐する。ところどころに柄を出し、先端放射状分生子を生じる。コウジカビ、タマリコウジカビ、クロカビ、ウメズカビなど。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アスペルギルス」の意味・わかりやすい解説

アスペルギルス
あすぺるぎるす
[学] Aspergillus

不完全菌類、モニリア目に属するカビをいう。アスペルギルAspergil-とはローマカトリック教で使われる洗礼用具の一つ形状が似ていることからこの名がある。菌学上では「コウジカビ」の名があてられるが、医学関係者の間ではアスペルギルスの名を使うことが多い。

[曽根田正己]

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