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アフリカ諸国連合(読み)アフリカしょこくれんごう(英語表記)Union of African States

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アフリカ諸国連合
アフリカしょこくれんごう
Union of African States

1961年4月 29日にガーナ,ギニア,マリ3国首脳が設立に合意した汎アフリカ主義的国家連合。憲章によれば,上記3国はアフリカ諸国連合と称する国家連合を組織する (第1条) が,この連合はアフリカ合衆国の中核をなすとともに,すべてのアフリカ諸国に開放される (第2条) 。その目的は政治,外交,経済,文化の面で加盟国間の友好の絆と兄弟的な協力を強化,発展させること,アフリカにおける帝国主義,植民地主義の完全な解体と,アフリカ統一の達成のために協同すること (第3条) などであった。同連合は,第2次世界大戦後のアフリカに高まった超国家的汎アフリカ主義の具体的組織であり,58年4月のアフリカ諸国会議 (アクラで開催) ,同年 12月の全アフリカ人民会議 (同) にその端緒が見出される。同連合は,旧フランス領穏健派 12ヵ国が推進した,国家主権の確保を前提とするゆるやかな協力体制 (機能的汎アフリカ主義) への批判をこめて設立されたが,60年代初期以降,汎アフリカ主義の主流は超国家主義から機能主義へと移行し,同連合へはその後加盟する国もなく,63年5月アフリカ統一機構の成立を機に解体した。

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