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アブラガヤ Scirpus wichurai Böcklr.

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世界大百科事典 第2版の解説

アブラガヤ【Scirpus wichurai Böcklr.】

沼沢地や河原の湿地に見る大型のカヤツリグサ科多年草イラスト)。茎は短く太い根茎から立ち上がりまばらな株を作り,高さ1m以上となって,数個の節がある。節は茶色で,節間が黄色っぽく光沢があり,油があるかに見えるので油茅という。葉は茎の根もとと節につき,長く伸びた線形で,幅は1cmくらいである。夏の終りから秋に向かって,茎の上部に大型の散形花序を出し,数回枝分れしながら,茶色で楕円形の小穂をきわめて多数密生する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アブラガヤ
あぶらがや / 油萱・油茅
[学]Scirpus wichurai Bckler

カヤツリグサ科の多年草。高さは約1メートルだが、1.5メートルほどになるものもある。夏から秋にかけて茎の先に大きな花序をつけ、褐色の小穂が散房状につく。成熟した果実は風に吹かれて散っていく。日当りのよい山地の湿地に生え、群生することが多い。日本各地にみられ、東アジアに広く分布する。変異が大きく、いくつかの変種や品種に分けられることもある。名は、小穂が油色で、油のにおいがするためといわれる。[木下栄一郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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