アルケスチス(その他表記)Alkēstis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルケスチス」の意味・わかりやすい解説

アルケスチス
Alkēstis

ギリシアエウリピデス悲劇。前 438年,サチュロス劇の代りに上演されたと伝えられる。ペライの王アドメトス死期が近づいたとき,身代りを立てれば救われることを知る。父も母も断ったが,妻アルケスチスが進んで応じて死神とともに冥府へ向う。たまたま客となったヘラクレスがこれを知ってあとを追い,アルケスチスを奪い返してくる。アドメトスが前半特にエゴイストとして現れたり,神話世界の事柄が日常的論争揶揄の対象となるなど,喜劇的要素が強い。

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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