コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

アンボアーズの陰謀 アンボアーズのいんぼう Tumulte d'Amboise

2件 の用語解説(アンボアーズの陰謀の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アンボアーズの陰謀
アンボアーズのいんぼう
Tumulte d'Amboise

1560年フランスにおいて新教派が熱烈な旧教派で,政治の実権を握っていたギーズ (公家) 一門を打破するため,コンデ親王,ラ・ルノーディの指導のもとに,アンボアーズ城にいた幼王フランソア2世をギーズ一派から奪回しようとした事件。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アンボアーズの陰謀
あんぼあーずのいんぼう
Tumulte d'Amboise

1560年3月、熱烈なカトリック支持者であったギーズ一門の手からフランスの若き国王フランソア2世を奪回するために新教徒(ユグノー)が企てた陰謀事件。陰謀の首領は新教に帰依した貴族ラ・ルノーディであったが、背後にはルイ・ド・コンデ親王がいたとも伝えられる。当時宮廷があったアンボアーズの王城に新教徒が向かっていたとき、パリ高等法院弁護士ピエール・デザベネルの裏切りによって陰謀が発覚、ラ・ルノーディは殺され共謀者たちも処刑された。事件は、なかば個人的、なかば政治的な企てのように思われ、明らかに改革派とみられる聖職者は、事件の責任者のなかには見当たらない。[志垣嘉夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のアンボアーズの陰謀の言及

【アンボアーズ】より

…中世にはアンジュー伯,次いでベリー伯の所領であったが,1434年シャルル7世により王領に編入。歴代の諸王が滞在したゴシック様式の城館(15世紀末)は,1560年フランソア2世を新教徒側にひき入れようとして失敗に帰した〈アンボアーズの陰謀〉の舞台として名高い。城内の聖ユベール礼拝堂には,近くのクロ・リュセの館で亡くなったレオナルド・ダ・ビンチの墓がある。…

【ユグノー戦争】より

…こうして,〈宗教のユグノー〉は〈政治のユグノー〉へと大きく変容し,内乱勃発の条件は整った。
[経過]
 先鋭化する対立のなかで,60年,君側の奸を除こうとするプロテスタントの国王奪還計画〈アンボアーズの陰謀〉は,事前に発覚して失敗に終わるが,62年,ギーズ公配下の一隊が礼拝に集まっていたプロテスタントを殺害した〈バッシーの虐殺〉をきっかけに,以後8次にわたる両派の激突が始まる。カトリックの中心はギーズ公フランソアとその弟の枢機卿シャルル・ド・ロレーヌ,王国筆頭元帥のモンモランシー家の当主アンヌ。…

※「アンボアーズの陰謀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

アンボアーズの陰謀の関連キーワードアルトゥングガリア信仰告白新教フランソワマイヨジョーヌフランス刺繍《現代フランスにおける社会主義と共産主義》青年フランス派《フランスにおけるゲーテ》《フランスにおける内乱》

今日のキーワード

ネコノミクス

猫が生み出す経済効果を指す造語。2012年に発足した安倍晋三内閣の経済政策「アベノミクス」にちなみ、経済が低迷する中でも猫に関連するビジネスが盛況で、大きな経済効果をもたらしていることを表現したもの。...

続きを読む

コトバンク for iPhone