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アーイシャ `Ā'isha

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アーイシャ
`Ā'isha

[生]614頃.メッカ
[没]678.7. メジナ
イスラムの預言者ムハンマドの3番目の妻。父は,初代カリフになったアブー・バクル。 10歳に満たない幼年でムハンマドに嫁し,一時は不注意からスキャンダルを起してメジナの反ムハンマド勢力から攻撃されたこともあったが,ムハンマドの妻たちのなかで最も深い寵愛を受けた。 18歳のときに子供がないままに寡婦となった。第3代カリフ,ウスマーンの晩年から政治に関与しはじめ,第4代カリフ,アリーに武力をもって対抗した。 656年 12月の「ラクダの戦い」でアリーに敗れて捕えられたのちは政治から遠ざかり,「信者の母」の一人として尊敬されながらメジナで 20年の余生を平穏におくった。

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世界大百科事典 第2版の解説

アーイシャ【‘Ā’isha】

613ころ‐678
預言者ムハンマドの妻。父は初代カリフのアブー・バクル。ムハンマドの最初の妻ハディージャの死の直後婚約し,ヒジュラ後結婚した。結婚当時9歳であったと伝えられている。メディナ時代のムハンマドは10人を超える妻を迎えたが,アーイシャは実質的に最愛の妻の座にあった。ある時,姦通の疑いをかけられたが,神の啓示によりその潔白が証明され,逆に疑った人々が罰せられた。ムハンマドは彼女の膝の上で息を引き取り,彼女の部屋に埋葬された。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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