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イラク憲法案の承認と国民議会選挙 いらくけんぽうあんのしょうにんとこくみんぎかいせんきょ

知恵蔵の解説

イラク憲法案の承認と国民議会選挙

2005年10月15日、イラクの憲法案の承認を問う国民投票が厳重な警戒の下で実施された。大きな混乱はなかった。同年1月の暫定議会の選挙よりは中部のスンニ派投票率が高かった。この結果、全体の投票率は64%、賛成票は79%であった。スンニ派の投票率が上昇した背景には、投票日の直前に各派間で、新政府発足後に憲法を見直すと合意したことがあった。これを受けてスンニ派の一部が賛成に回り、憲法案が承認された。この憲法に基づいた国民議会選挙が05年12月15日に実施された。投票率は約70%で、シーア派の統一イラク連合が第1党となったが過半数には及ばなかった。

(高橋和夫 放送大学助教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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