インドール酢酸(読み)インドールサクサン(その他表記)indoleacetic acid

デジタル大辞泉 「インドール酢酸」の意味・読み・例文・類語

インドール‐さくさん【インドール酢酸】

植物生長を促進するホルモンであるオーキシン類の総称

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精選版 日本国語大辞典 「インドール酢酸」の意味・読み・例文・類語

インドール‐さくさん【インドール酢酸】

  1. 〘 名詞 〙 植物ホルモン一つ高等植物に広く含まれるほか細菌類、酵母、苔類藻類に分布する。特に根、芽の先端細胞に作用して生長を促進する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インドール酢酸」の意味・わかりやすい解説

インドール酢酸
インドールさくさん
indoleacetic acid

インドリル-3-酢酸ともいい,IAA略記する (分子式 C10H9NO2 ) 。植物の生長促進作用のあるオーキシン類の代表的物質。細胞研究の初期に異なる物質がオーキシンと呼ばれたので,IAAはヘテロオーキシンとも呼ばれた。切り枝の発根,接木 (つぎき) の活着などに利用される。検定にはエンバク Avena sativa子葉鞘暗中で屈曲させるアベナテスト Avena testを用いる。

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