デジタル大辞泉 の解説 ウエストミンスター‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【ウエストミンスター大聖堂】 《Westminster Cathedral》英国の首都ロンドン、ウエストミンスターにあるローマカトリック教会の大聖堂。19世紀末から20世紀初頭にかけて、建築家ジョン=フランシス=ベントリーの設計によりビザンチン式で建造された。同じ地区にあるイギリス国教会のウエストミンスター寺院とは異なる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界の観光地名がわかる事典 の解説 ウェストミンスターだいせいどう【ウェストミンスター大聖堂】 イギリスの首都ロンドンにあるイギリス国教会の教会。イギリス中世を代表するゴシック建築である。1065年にエドワード王(懺悔王)により創建された。1066年以降、イギリスの歴代国王はこの寺院で戴冠式を行ってきた。現在の同寺院は、ヘンリー3世が1245年にフランスの建築家を招いて再建・着工したフランスゴシック様式の建物で、建物のおおよその部分は14世紀末に完成したが、その後も建設が進められ、正面のファザードは16世紀初め、塔は17世紀に完成した。同寺院に隣接して、国会議事堂(ウェストミンスター宮殿)がある。世界遺産に登録されている。◇別称は「聖ペテロ修道教会」。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報