ウルソデオキシコール酸(読み)ウルソデオキシコールサン

化学辞典 第2版 「ウルソデオキシコール酸」の解説

ウルソデオキシコール酸
ウルソデオキシコールサン
ursodeoxycholic acid

(3α,5β,7β)-3,7-dihydroxycholan-24-oic acid.C24H40O4(392.57).コール酸より誘導される.白色結晶または粉末.融点200~204 ℃.+54~+60°(エタノール).エタノールに易溶,エーテルに難溶,水に不溶.ツキノワグマの肝汁中にタウリンとの抱合体として見いだされた.肝機能改善薬として,また,胆石溶解剤にも使用される.[CAS 128-13-2]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「ウルソデオキシコール酸」の解説

ウルソデオキシコール酸

 C24H40O4 (mw392.58).

 ケノデオキシコール酸の立体異性体で,胆汁酸一つ

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「ウルソデオキシコール酸」の解説

ウルソデオキシコール酸

薬に含まれる成分ひとつ胆汁分泌を促す作用があり、利胆薬胃薬などに含有。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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