エアデールテリア(読み)えあでーるてりあ(英語表記)Airedale terrier

デジタル大辞泉 「エアデールテリア」の意味・読み・例文・類語

エアデール‐テリア(Airedale terrier)

犬の一品種。英国ヨークシャーのエアデール地方原産。テリア中、最大嗅覚が鋭く、力も強い。狩猟・愛玩用。

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精選版 日本国語大辞典 「エアデールテリア」の意味・読み・例文・類語

エアデール‐テリア

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] Airedale terrier ) イヌの一品種。テリア種オッターハウンド交配種と考えられる。中形で、毛は堅くちぢれている。性質はおとなしく愛玩用、狩猟用。イギリス、ヨークシャー地方のエアデールが原産地

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「エアデールテリア」の意味・わかりやすい解説

エアデールテリア
えあでーるてりあ
Airedale terrier

哺乳(ほにゅう)綱食肉目イヌ科の動物。家畜であるイヌの1品種で、原産地はイギリス。オッターハウンドにアイリッシュテリア、ウェルシュテリア、ラッティングテリアなどの血を混じて作出されたもので、1884年にイギリス・ケネル・クラブで公認された。テリアのなかではもっとも大形で、テリアの王様ともいわれる。怜悧(れいり)で各方面に性能もよく、警察犬としても優れている。また猟犬としても活躍し、ピューマ猟にも用いられた。日本でもファンがいるものの、現在ドッグショーの出陳頭数はそれほど多くない。断尾しトリミングを施す。体高55~61センチメートル、体重20キログラムぐらい。

増井光子


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犬&猫:ペットの品種がわかる事典 「エアデールテリア」の解説

エアデール・テリア【Airedale Terrier】

イギリスのヨークシャー地方原産の大型犬。テリア種最大で、テリアの王様といわれている。もとはアナグマ猟やカワウソ猟に使われていた。軍用犬や警察犬に適し、第一次世界大戦では伝令を担う通信犬として活躍していた。JKCでは、第3グループ(テリア)に分類する。

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