エクウス

デジタル大辞泉プラス 「エクウス」の解説

エクウス

1973年初演のピーター・シェイファーによる戯曲原題Equus》。馬小屋ではたらく少年精神科医をめぐる、心の闇をテーマとした作品日本でも劇団四季などにより上演された。1975年に第29回トニー賞(演劇作品賞)を受賞。1977年に映画化された。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エクウス」の意味・わかりやすい解説

エクウス
Equus

奇蹄目ウマ科の現生のウマを含む一属。新生代第四紀更新世に現れ,全世界的に分布した。化石ユーラシア,アフリカ地方の第四紀,北アメリカ現世南アメリカの現世の地層に発見される。日本には頬歯化石が発見されているが,種名は不明。

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世界大百科事典(旧版)内のエクウスの言及

【ウマ(馬)】より

…北アメリカ起源であるが,現代では野生種はアジア,アフリカにだけ分布する。日本語のウマは蒙古語のモリンmorinに由来するというが,属名のエクウスEquusはインド・ヨーロッパ語のウマを意味するエクオスekwosに,caballusは中央アジア,スラブ,フィンランド語系のウマを指すカーバールKävalに基づいている。
[ウマ科の特徴]
 現生の野生種は肩高1~1.5m,高度に走るのに特殊化した奇蹄類で,前・後肢とも1指(第3指),首と頭が長く,尾は中等の長さ,体毛は短く,厚く滑らかであるが,ときに冬毛はあらく下毛を密生する。…

※「エクウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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