エクバタナ

世界大百科事典 第2版の解説

エクバタナ【Ekbatana】

イラン西部の都市ハマダーンの古名で,古代イラン語ハグマターナHagmatānaに由来する。前8~前6世紀にはメディア王国の首都であった。ヘロドトス七重城壁をもつ都市であったと伝えている。前550年にキュロス2世がメディアを征服してからペルシア帝国の王都の一つとなり,夏宮として利用された。ペルセポリスやスーサ,バビロンとともに,エクバタナにも帝国公文書類が保管されていたことは旧約聖書の記事(《エズラ記》6:2)からも明らかである。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

エクバタナ

(Ecbatana) 古代メディア王国、ペルシア帝国の中心都市。現在のイランのハマダンにあたる。

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