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エクメーネ 〈ドイツ〉Ökumene

世界大百科事典 第2版の解説

エクメーネ【Ökumene[ドイツ]】

ギリシア語oikoumenēに由来する地理学用語。地球上で人間の常住する領域をいう。これに対して非居住領域と,一時的にしか居住しない領域をアネクメーネAnökumeneと呼ぶ。A.vonフンボルトが近代地理学に導入し,F.ラッツェルがその範囲や発展について論じているが,単なる人間の分布領域という以上に,生態学的概念として用いられている。大局的に見れば,エクメーネは,ほかの生物の場合と同じく,水の得られない砂漠,一年を通じて低温である極地方,低温であると同時に酸素が少ない高山によってその限界が決められるといってよい。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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