エレーヌ シクスー(英語表記)Hélène Cixous

現代外国人名録2012の解説

エレーヌ シクスー
Hélène Cixous


国籍
フランス

専門
フェミニズム研究者;劇作家;小説家;評論家

生年月日
1937/6/5

出生地
アルジェリア オラン

学位
文学博士〔1969年〕

経歴
ユダヤ系。1955年フランスに移住。22歳で英語の教授資格をとり、ボルドーとパリの高等中学で教鞭を執る。’68年パリ第8大学教授。同年同大学ヴァンセーヌ校(現・サン・ドゥン)創立委員の一人となり、’74年には同大学内に女性学センター及び女性学博士号課程を開設し、センター長となる。文学雑誌「ポエチック」創刊に参加すると共に文筆活動を始め、小説、エッセイ、戯曲、理論、批判の多分野に渡って多数の作品を執筆。’69年「Dedans(内部)」によってメディシス賞を受賞するとともに、同年J.ジョイスに関する論文で博士号を取得。クリステバやイリガライと並ぶフランス・フェミニズムの最高峰に位置し、英語圏へも大きな影響力を持つ。他の作品に「第三の肉体」(’70年)「中和物」(’72年)「ドーラの肖像」(’76年)「プロメテアの書」(’83年)などがある。また太陽劇団(テアトル・デュ・ソレイユ)のために戯曲を書き、主なものに「カンボジア王ノロドム・シアヌークの恐るべき、が、未完の物語」「アンディアッド、あるいは彼らの夢のインド」「堤防の上の鼓手」などがある。女性解放運動の積極的な活動家としても知られる。

受賞
メディシス賞〔1969年〕「Dedans(内部)」

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2012」(2012年刊)現代外国人名録2012について 情報

今日のキーワード

バンクシー

英ロンドンを中心に活動する覆面アーティスト。世界各地の街に現れて建物の壁などに社会風刺的なグラフィティアートを描くなど、ゲリラ的なアート活動を行っている。2005年に自身の作品を世界各国の有名美術館に...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android