エーキンズ

百科事典マイペディアの解説

エーキンズ

米国の画家,フィラデルフィア生れ。ペンシルベニア美術学校で学んだのち渡仏,ジェロームらに師事。帰国後母校の教授となり,解剖学に基礎をおいた徹底した写実主義で,肖像,家庭生活等を描いた。代表作に外科手術の様子を描いた《グロス博士の臨床講義》(1875年)などがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

エーキンズ【Thomas Eakins】

1844‐1916
19世紀末におけるアメリカ写実絵画を代表する画家。フィラデルフィアに生まれ,ペンシルベニア美術アカデミーで学んだのち,1866‐70年ヨーロッパに遊学。D.ベラスケスら17世紀スペイン絵画から強い刺激を受け,冷厳な客観描写による人物画を多く描いた。とくに,解剖学と写真術による人体研究に基づく徹底したリアリズムを得意とし,かえって当時の社会からは歓迎されなかった。【桑原 住雄】

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