オイネウス(その他表記)Oineus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オイネウス」の意味・わかりやすい解説

オイネウス
Oineus

ギリシア神話英雄カリュドンの王で,ディオニュソスより最初にぶどうの栽培を教えられ,できた酒を自分自身の名にちなみオイノスと命名したという。アルタイアと結婚し,有名なカリュドンの猪狩の主人公メレアグロスをはじめとする息子たちと,ヘラクレスの妻となったデイアネイラなどの娘たちをもうけた。彼の治世に行われたこの狩りの最中の事故が原因で,アルタイアがメレアグロスを殺したうえで自害して果てると,ペリボイアを後妻にめとり,テーベ攻めの7将の一人テュデウスを生ませ,トロイ戦争の英雄ディオメデスの祖父となったとされる。

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関連語 猪狩

世界大百科事典(旧版)内のオイネウスの言及

【メレアグロス】より

…〈カリュドンの猪狩り〉で有名なギリシア伝説の英雄。アイトリア地方のカリュドン王オイネウスOineusとアルタイアAlthaiaの子。彼については二様の伝承があり,ホメロスの《イーリアス》には次のように語られている。…

※「オイネウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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