おち

精選版 日本国語大辞典 「おち」の意味・読み・例文・類語

おち

  1. 〘 接頭語 〙 語義未詳。「うち」の変化した語か。
    1. [初出の実例]「口をちあいてをったまででは何時可得ぞ」(出典:史記抄(1477)一〇)

おちをち

  1. 〘 名詞 〙 植物あぶらな(油菜)」の古名。〔本草和名(918頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のおちの言及

【里子】より

…伊豆の島々などにはこの例がある。長野県北安曇郡では里子に出すことを〈オチに出す〉といい,オチは乳付親のことである。福島,山形,秋田県などでは里子をチシロゴ,里親をチシロという。…

※「おち」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む