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オニドコロ

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百科事典マイペディアの解説

オニドコロ

トコロ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オニドコロ
おにどころ / 鬼野老
[学]Dioscorea tokoro Makino

ヤマノイモ科のつる性多年草。単にトコロともいう。根茎は横に伸び、やや肥厚するが硬い。根はヤマノイモと異なって肥大しない。葉は互生、葉身は心臓形で全縁、長さ5~12センチメートル、幅5~10センチメートル。花期は7~8月。花は単性で雌雄異株。雄花序は直立、雄花は短柄をつけ、6本の雄しべがある。雌花序は下垂し、雌花は無柄、(さくか)は3枚の翼からなり、3室。1室に2個の種子がある。日本特産で、原野や林縁に普通に生え、北海道から九州にかけて分布する。ひげ根が多く、曲がった根茎を老人にたとえて野老(やろう)とよび、正月には橙(だいだい)、昆布、串柿(くしがき)などとともに飾って長寿を祝った。野老は海老(えび)に対比させたものといわれる。東北地方では若い根茎をよくあく抜きして食べる。
 ヤマノイモ属の日本の野生種には、ほかにヤマノイモ、ニガカシュウ、タチドコロ、ウチワドコロなどがある。[清水建美]

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世界大百科事典内のオニドコロの言及

【ヤマノイモ】より

…(7)カシュウイモと同様に,現在は栽培が放棄されているか重要でないものに,葉が3小葉に切れ込むミツバドコロD.trifida L.(英名cush‐cush yam)(南米北部原産),5小葉に切れこむアケビドコロD.pentaphylla L.(熱帯アジア原産)などがあり,またヤマノイモ属の野生種で食用に供されているものは60種をこえる。
[日本の野生種]
 トコロ(オニドコロ)D.tokoro Makino(中国名は山萆薢)は横走し,ひげ根を有する地下茎を有し,葉は互生,三角状心形で質は薄く,葉縁は波うつ。雌雄異株で花期は夏。…

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